狭小地に家を建てるのを決める前に!!
間取りの自由はない
狭小住宅の間取りは数パターンと大体決まってきます。
狭小住宅で2階建てだと欲しい部屋数が取れなかったり、収納スペースが足りません。
四角いお家に比べると間取りの自由度はグッと下がります。
☟多いケース
部屋数・収納スペースの確保のために3階建てになる場合が多いです。
3階建てになると2階にリビングをもってくるパターンがほとんどです。
3階から1階にトイレに行くのは不便なので、1階と3階にトイレを置かないといけない可能性がでてきます。
狭小地なので2階にトイレをもってくるのが間取り的に厳しい事があるのです。
ハウスメーカーによって建てれない
狭小地なりに目一杯広くしたいですよね。
隣のお家にギリギリまで近づける距離の決まりがHM(ハウスメーカー)によって違います。
民法で隣地境界線から50㎝の距離を開ける事が決まっていますが、隣の方の了承を得れば50㎝以内でも家を近づけられる事ができます。
ですが、HMによっては隣人の了承どうこうではなく50㎝は開けないとできないという自社ルールを持っているHMが多くあります。
その距離もHMによって違い、20㎝・30㎝と自社ルールはHMそれぞれなんです。
なので狭小住宅を建てる方は、契約する前に隣地境界線から最高何㎝近づけて建てられるのか聞いておくのをオススメします!
※地域にもよるので確認してくださいね。
工事費用が高くなる事がある
狭小地は隣同士が近い住宅街が多いです。
狭い場所だからこそ運搬が難しかったり特別な方法に変えないといけないなどで費用が高くなる可能性があります。
前の道路も狭いとトラックを停める場所がなく近くのガレージを借りる事になります。その場合施主側が費用を負担する事があります。
メンテナンス面
隣のお家との間がとっても近いと、例えば横の外壁に何かが起こってもメンテナンスができないなどのリスクがあります。
しかし隣のお家との距離が近いと外壁が汚れたり傷んだりする可能性はほとんどありません。
ですが、絶対にないとは言い切れないのでメンテナンスはできるようにしておきたいならば、もっと狭くはなりますがお隣さんとの距離を十分に取る必要があります。
耐震等級が取りにくい
狭小住宅は3階建てが多いので、3階建ての場合ですが耐震等級が取りにくいです。
四角いお家に比べて縦に細長い家の方が当然揺れやすいです。
無駄のない広いお家にすると耐震等級1しか取れないが、余分に横壁を増やすなど、横壁を分厚くするなどして耐震等級2や3にする事は可能です。
我が家は横壁を分厚くするなどして頑張って耐震等級2を取れました。
悪い事だけではない狭小住宅!
土地代が安い
当然小さい家だと土地代は安くなります!
土地代が安いと建物代にかけられる費用があがります。
税金が安くなる?!
土地・住宅の面積が小さいと固定資産税が安くなります!
まとめ
狭小住宅でも工夫によっては住みやすいお家にする事だってできます。
狭小地に家を建てようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。