我が家では、上棟後にありえないような設計ミスが2つ見つかりました。
・玄関ドアが全開できない
・断熱材(ボードタイプ)が入らない
どちらも普通では考えられないような設計ミスだと思います。
結果、解決してますがこのミスで1ヶ月も工事がストップしてしまいました。
【設計ミス】玄関ドアが全開できない

このままだと玄関ドアが全開できないので、玄関の床を下げてもいいですか?

え!どういう事?!
なんでこうなってしまったかと言うと、ずばり設計ミスです。
玄関ドアを開けると、天井の梁という部分に当たって全開できないという事でした。
しかし、玄関の床を下げる事によって玄関土間とホールの段差の高さが更に高くなるという事でした。
最近の戸建ては15〜17cmが平均みたいなので、向こうのミスでこれ以上高くするのは気が引けたので断りました。
それ以外の方法でどうにかして欲しいと伝えた所、改善策が見つかったみたいです。
【設計ミス】玄関ドアが全開できないの改善策
それは、梁の位置を変えるといったものでした。
元々、隣の家が近くて足場が立てられないからという理由でベランダがこんな感じで引っ込む予定でした↓

これを引っ込めなくてもいいようにできそうなので梁の位置を変えて改善できそうです
という事で解決に至りましたが、そもそも引っ込むのは不恰好だと思っていましたが、そうせざる終えない説明を受けていたのにそれができるというのもおかしな話です。
疑問と怒りもありましたが、玄関問題は解決に至りました。
【設計ミス】断熱材が入らない
パネルタイプのネオマフォームという断熱材を使う予定でしたが、それが入らないとの連絡。

吹きつけ断熱かグラスウールにしないと厳しいです。
何故、こういう事が起きてしまったかというと発端は営業マンのミスでした。
こちらのハウスメーカーではネオマフォームとは違うパネルの断熱材を主に使っているんですが、我が家のような隣の家が近くて外側から作業ができない場合には使えませんでした。
更にこちらのハウスメーカーでは、吹きつけ断熱やグラスウールのデメリットを全面に押し出していたので「我が家もなんとかパネルの断熱材にできないですか」という流れから内側からでも付ける事ができるネオマフォームになりました。
営業の方が探して見つけてくれたみたいですが、ネオマフォームを取り付けるにあたって筋交があると付けれない事が上棟後に発覚しました。
柱との間でバッテンになっているものを筋交いといい、強度を上げるためのものです。(下の図)

こんな事が、上棟後にわかるなんて本当にありえないと思います。
それまでに色々な確認を終えて工事の準備が行われるはずでは?と思います。
【設計ミス】断熱材が入らないの改善策
パネルタイプの断熱材を使えるような改善策とは…
改善策:筋交いに合わせてパネルを切ってはめる。隙間には吹き付け断熱を吹き付ける。
という改善策でした。
しかし、パネルを切ってはめ込むという事例はないとの事で、実験台にされるのは嫌ですが他に方法がなさそうなのでネオマフォームの会社に断熱材として怠らないか問い合わせた所、大丈夫との回答が返ってきたのでこの方法でOKする事にしました。
事例がないのは不安ですが、もうここまできたらその方法にかけざる終えない形でこうなりました。
出来上がりはこんな感じになりました↓
隙間にこのように白のモコモコっとした物が吹き付け断熱です。
これが正解なのかはわかりませんが、一応こういう形で解決に至りました。
まとめ
上棟後にこんなにあり得ないミスが2つも起こるなんて思ってもいませんでした。
今から注文住宅で考えられている方は、安心できるハウスメーカー選び慎重に行いましょう。
契約内容と相違があれば折れずにしっかり意見しましょう。